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【映画】デイ・アフター・トゥモロー

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 「デイ・アフター・トゥモロー」は、2004年製作のアメリカ映画で、地球が突然氷河期に入り混乱する人々をえがくディザスタームービーです。自由の女神像が凍り付いている画像が有名ですが、実はその寒冷化の引き金は温暖化であるという設定なのです。

オープニングでは南極の棚氷が崩壊するところから描かれます。次に古代気候学者が、温暖化によって極地の氷床が溶け出し、冷たい淡水が大量に海に流れ込んで温暖な海流の流れが変わる事で北米~ヨーロッパが寒冷化するという説を説明します。将来の話しとして話していたところ、まさにそのような現象が起こります。東京にはソフトボール大の雹が降り注ぎ、ロンドンも凍り付き、ロサンジェルスではいくつもの巨大竜巻が次々に発生して高層ビルも壊滅します。

映画ではようやく事の重大さを認めた政府が、すでに手遅れのところは切り捨てて中南部の人たちに避難を勧告します。人々は先を争って脱出しようとしてメキシコとの国境に殺到しますが、あまりに大勢の人間が押しかけるためメキシコは国境を閉鎖してしまいます。

映画なので極端な描写もありますが、極低温の寒波ハリケーン並の低気圧で、送電トラブルが起こって停電になること、飛行機、鉄道、自動車が動けなくなり交通が麻痺すること、高波が押し寄せ、マンホールから逆流した水で洪水が起こることなど、ちょうど先ごろ日本で起こったようなことが描かれています。

 徳島大雪、なお770人孤立 1人暮らし98歳女性が心肺停止 千世帯が停電

新潟 雪で交通機関ダイヤに大幅な乱れ

山形新幹線:停電事故の間に大雪 在来線の除雪にも影響

北海道 別海町で避難指示・勧告

根室市で冠水 北海道大荒れ、西日本は強風 大阪で初雪

東海北陸道、大雪で一時70台立ち往生(画像)

名古屋大雪:事故、通行止め…東海の足乱れる

 この冬、日本でも寒波に襲われ、各地で大雪や暴風に見舞われています。その結果、積雪で道路が閉ざされ孤立したり、停電が起こったり、鉄道が麻痺したり、高波や洪水が発生しています。今回の寒波はそのまま氷河期になるようなものではないでしょう。しかし、このこのようなことが来年、再来年とよりひどくなりながら繰り返したらどうなるでしょう。

インフラの維持には維持の努力とコストが必要です。送電線の保守メンテ、鉄道、道路、維持や除雪の手間と費用。雪国が一冬に費やす除雪費用は莫大なものです。経済や財政が順調な時なら、その都度インフラを復旧して社会を維持していけますが、財政が破綻したらインフラを維持する予算も復旧する予算もなくなります。末梢の集落や自治体からだんだんと切り捨てられ、医療も治安も公衆衛生も維持できず無秩序化してゆくでしょう。

そうなれば、ひどい地域からマシな地域への難民の移動が起こりますが、何も持たない人は入れてもらえないということになります。「デイ・アフター・トゥモロー」は明日の日本の姿でもあるようです。

  

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