今年の6月にサクランボ販売の実証実験をご紹介しました。
山形産佐藤錦1kg(送料込み)をサイバーキャッシュ4CCで販売するというものです。
日銀券が移動するわけではないので、表面上は「贈答」なのですが、互いに4CCの貸し借りが生じます。例えば、私がサクランボを提供し、相手は4CCを発行して交換するという交易です。

素性の分からない相手との交易だというのに、たくさんの方にご応募いただきありがとうございました。無事サクランボを送り届けることができまして、また、喜んでいただけたようで、生産者のから共々喜んでおります。
今回、その時に申し込んでいただいたAさんから「柿はいかがですか」とご案内をいただきました。Aさんのお庭になっている柿だそうですが、食べきれずに余らせているのだそうです。ということで、ありがたく交換させていただきました。もちろんサイバーキャッシュを発行して。
そうしたら、今日にはもう届いてしまいました。簡単なものですね。早速美味しくいただきました。私は硬い方が好きなのですが、それでもまだちょっと硬かったようですね。もうちょっと熟させてからあらためて堪能させていただくつもりです。

Aさんからは「お代は食べてみて決めて下さい」とおっしゃっていただきまして、今回は送料込みで1.5CCでいただくことになりました。
私:サクランボ1kg ←→ 4CC :Aさん
私: 1.5CC ←→ 柿9個 :Aさん
ということで、現在は私とAさんとの間では、私が +2.5CC、Aさんが -2.5CCという収支になっています。
これが炭素通貨(ドルとか円とか)の介在しない交易ネットワークです。
今回は注文から1日で届きましたので、翌日には相手に渡るということです。生鮮食品などはスーパーを介在させるより新鮮ですね。また、相手の嗜好や希望の量を確認してから送れるので無駄もありません。まさにオーダーメイドの交易ですね。少量でも多品種でも、互いの都合に応じて最適化できます。高く売りたい、安く買いたい、互いの思惑もありましょうが、交易を重ねるに従って互いの満足の均衡が生じ、リンクが取捨選択されていきます。こうして効率化最適化された交易ネットワークが構築されていくでしょう。

どうやらいよいよ雲行きが怪しくなってきました。税収が40兆円を割るかというのに、概算要求が90兆半ばになりそうだといいます。月収40万弱の家庭で、90万の支出がありそうだというようなものです。炭素通貨が意味を持たなく生る時代、あるいは預金封鎖などという事態、そんな事態に備えて、信頼に基づく交易ネットワークに参加していることが、小さくとも自分と家族の安全保障に繋がり、生存確立を高めます。
それに、買うよりいただく方が嬉しいものですよ。


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